星のような君の隣にいたい。

開演まで後15分ほど。

一気に緊張してきた。

そもそも人前に立つのが苦手なのに。

｢大丈夫だって｣

そう言って横に立っていたのは

一条だった。

私は相変わらず好きじゃない。

｢別に平気だから｣

私が強がると

｢ツンデレだなぁ｣

なんて笑ってる。

ツンデレって言うけど

私はデレなんて出したことないし。

そんなことを考えていると

開演時間になった。