星のような君の隣にいたい。
僕が立ちすくしていると

陽葵が僕のマントを引っ張って

「翔兄のとこ遊びに行こ?」

なんて上目遣いで言われた。

多分僕が参加できるのは

今日だけで来年はきっと遊べない。

それなら彼女だけじゃなく、

友達とだって過ごしたい。

親友なら尚更。

「いいの?」

僕が陽葵に確認すると

「なんでダメなの?」

そう言って首を傾げていた。
< 571 / 825 >

この作品をシェア

pagetop