星のような君の隣にいたい。
「そろそろ進もうか」

ここにいる方が心臓が持たない。

そう思い進むことにした。

僕が先に進もうとすると

後ろから陽葵がぶつかってきた。

「ごめんなさい

つまづいちゃった」

確かに暗いので足元が見えない。

「なら手を繋ごっか」

そう言って僕が手を握ると

陽葵がくっついてきた。

怖いんだ。

その姿がとても可愛く感じた。
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