星のような君の隣にいたい。
「あ!どうだった?

面白かった?」

朝日ちゃんが聞いてきた。

「うん、面白かった」

陽葵がそう答えていると

「大神先輩に守ってもらった?」

そう言って朝日ちゃんは

にやにやしていた。

なるほど、それが目的か。

残念ながら

僕は守って“もらった”側だ。

陽葵にバレた上に

朝日ちゃんにいや、

よりによって蓮に知られるなんて。
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