星のような君の隣にいたい。
「バレないよ」

そう言って僕の方を見たが、

僕の為に陽葵の大事な

学校生活を奪いたくはない。

もちろん、

彼女にこんなに大切にされて

嬉しくないはずがない。

「ダメだよ」

断ると僕の服を掴み、

離れたくないと意思表示をされた。

「·····そんな顔されても、

僕は見送ってもらわないよ?」
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