星のような君の隣にいたい。
俺は真城にも優希にも幸せになってほしい。だが、世の中そううまくできていない。

これから優希が悔しい思いをした時、俺はどう励ましてやればいいのだろう。
もし、真城がお兄さんを亡くした時ほど悲しく辛い思いをした時、俺は兄として支えてあげれるのだろうか。

そんな不安が時折頭をよぎる。

この時、俺はこんなことを考えているのに夕方優希から無茶振りされるなんて思ってもいなかった。

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