星のような君の隣にいたい。
私達はそれからトイレを出て

文化祭を楽しむことにした。

すると翔兄が友達と歩いていて

「塩月先輩も遊んでるし、

私達は私たちで遊ぼうか」

朝日がそう言ったので

わざと少し大きい声で

「そうだね

別に翔兄なんていなくていいし」

そう言うと翔兄は口に

含んでいた飲み物を吹き出していた。

私はそのまま朝日と通り過ぎ

少し笑っていた。

昔ならなかった悪戯心が

私は楽しくて仕方なかった。
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