星のような君の隣にいたい。
「人気ではないと思うけど、

陽葵さんは

僕が人気者だと嫌なの?」

少し意地悪な質問をしてみた。

「・・・いや」

目を逸らし耳を赤くしながら

彼女はそう言った。

だから僕は手を握り、呟いた。

「僕は幸せ者だなぁ」

「最近、優希さんそれ、口癖だね」

陽葵にそんなことを言われた。

「そうかな?」

< 671 / 825 >

この作品をシェア

pagetop