星のような君の隣にいたい。
「嫉妬深い男は嫌われるわよ

隠しときなさい。」

野崎さんはそんな事を言った。

「それ、親友にも言われました」

僕が笑っていると

「少なくとも、彼女は

あなたの望んでた

“普通で幸せな世界”

そんなのは望んでないんじゃない?」

そう言われた。

「“普通で幸せな世界”

僕はそれを望んでたんですかね」

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