星のような君の隣にいたい。
「お前なんでそんなに笑ってんの?」
翔は少し驚いた顔をしてふはっとまた笑った。
「わかんない?」
なんて言われてもわかるわけが無い。
付き合いは長いが翔は元々あまり表情が顔に出るタイプでは無いのでますます不思議に思った。
すると翔はわかるわけないかと付け足しまぁいつか教えてやるよといった。
今じゃダメなのか?
そんなことを思っていると翔が「早く行かないと昼休み終わるけど?」と言って本来の目的を思い出した。
俺達は急いで1年の教室へ向かう。
最初に覗いたのは1年C組。
さすがに最初は見つからないかと
軽く見渡していたら窓側の席に座って本を読んでる子を見つけた。
間違いないあの子だ。
俺たちは教室に入ってはいけないので1年の子に声をかけ呼んできてもらった。