星のような君の隣にいたい。
父さんはホッしたようで

先生を呼びに行った。

こんな光景をもう何回も見た。

その度に申し訳なくなる。

それから先生の診察が終わり、

いつもの病室に戻った。

「ごめん、迷惑かけて」

謝ると

「謝る方が迷惑だ。」

父さんに言われた。

「親なんだから

心配くらいさせなさい」

父さんはそう言って、

「無事でよかった」

頭を撫でてくれた。
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