星のような君の隣にいたい。
そう言うと母さんは黙り込み泣き始めた。
泣きたいのはこっちだよ。
どんなに頑張ったって結局死ぬんだ。
余命だって診察の度言われることが変わって訳わかんないんだよ。

すると今まで黙っていた父さんが口を開いた。

「・・・いいんじゃないか?母さん」

その場の全員が驚いた。
まさか父さんがそんなこと言うなんて。

「でもっ!・・・もし何かあった時に後悔なんてしたくないのよ・・・」
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