星のような君の隣にいたい。
振り返るとそこは光っていて、

ここから目覚める時には

そこを通らなければいけない。

直感でそう思った。

「いってらっしゃい」

小さな僕にそう言われ、

僕は光の方へ歩いて行った。

光に包まれる直前、

振り返るとそこには誰もいなかった。

次の瞬間、僕は光に包まれ、

目を閉じた。

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