星のような君の隣にいたい。
「でも、優希さんは

ひとつ勘違いしてますよ」

僕が考えていると

「翔くんは世話好きだから

優希さんの隣にいるんじゃない

友達だから隣にいるんです」

由香さんはそう断言した。

僕が笑うと

「本当ですよ」

僕は溢れそうな涙をこらえた。

すると翔が戻ってきて

由香さんは帰ると言った。

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