星のような君の隣にいたい。
あの後俺たちは解散して

放課後、陽葵を駅に送ろうとした。

すると陽葵が

「病み上がりは帰って」

と言って追い返され

優希は渋々俺と2人で家に帰った。

「じゃあな」

そう言って俺は優希の家には寄らず

自分の家に帰った。

そして階段を上がり、

自室へ入る。


・・・陽葵が無理にでも

家に帰れというのは

きっと・・・、

お兄さんの事が影響してるんだろう。

自分にとって1番大切な人が

ある日突然亡くなって

“もっとこうしていれば”

そういう事を

散々考えてきたんだろう。

いつか・・・そういう事を打ち明けて

全部受け入れてくれる人に

会えるといいな。

一応、すぐ近くにいると思うけど。


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あ、説教忘れた。
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