俺、あなたのリアコです!4
最近投稿されたWMCの実写動画で、理想のデートと相手に着てほしい服装を話すというもので、琴葉ちゃんは可愛い雰囲気のカラーシャツを着てほしいと言っていたので、動画を見たその日に買いに行ったんだ。店員さんと話してこの色にしたんだけど、可愛い感じになっていると思う。
「よし、行こう!」
二人きりのデートというわけじゃないけど、琴葉ちゃんが誘ってくれたんだ。思いっきり楽しまなきゃ!
家を出て、待ち合わせをしている駅まで向かう。駅までは歩いて数分。でも、一人で歩いている時はどこか寂しくて、つい耳にイヤホンをつけてしまう。耳に入り込んでくるのはこれから会う推しの声。
騒がしい日々に笑えない君に
思い付く限り眩しい明日を
「英語、めちゃくちゃ綺麗だな。今度教えてもらいたいな」
そんなことを呟き歩いていると、誰かにぶつかってしまう。俺は地面に尻もちをついてしまった。
「〜〜?」
ぶつかった相手が何か話しかけてくるけど、何を言っているのかさっぱりわからない。嫌な予感がし、顔を上げると俺に手を差し伸べているのは日本人じゃなく欧米人だった。
「よし、行こう!」
二人きりのデートというわけじゃないけど、琴葉ちゃんが誘ってくれたんだ。思いっきり楽しまなきゃ!
家を出て、待ち合わせをしている駅まで向かう。駅までは歩いて数分。でも、一人で歩いている時はどこか寂しくて、つい耳にイヤホンをつけてしまう。耳に入り込んでくるのはこれから会う推しの声。
騒がしい日々に笑えない君に
思い付く限り眩しい明日を
「英語、めちゃくちゃ綺麗だな。今度教えてもらいたいな」
そんなことを呟き歩いていると、誰かにぶつかってしまう。俺は地面に尻もちをついてしまった。
「〜〜?」
ぶつかった相手が何か話しかけてくるけど、何を言っているのかさっぱりわからない。嫌な予感がし、顔を上げると俺に手を差し伸べているのは日本人じゃなく欧米人だった。