双子を身ごもったら、御曹司の独占溺愛が始まりました
「ふふ、可愛い寝顔」
この日の夜、双子は布団に入るとすぐに愛らしい寝息を立てた。二日間優星君とともに牧場の手伝いをしたせいで疲れたのか、ちょっとやそっとでは起きそうにない。
私も身体は疲れているはずなのにすぐには眠れそうになく、寝室をそっと出た。そしてタンスの奥にしまってある箱を取り、茶の間に向かう。
テーブルに置いて箱を開けると、その中には優星君との思い出の品が詰まっていた。
「懐かしいな」
ふたりで撮ったたくさんの写真から、デートでいった施設のチケットやパンフレットなど捨てられずにとってある。
もう三年も経っているのにすべての思い出が鮮明に思い出せる。
優星君と出会ってから幸せしかなかった。連絡が来るだけで嬉しくて、少しの時間でも会えると幸せで、一緒に過ごす時間は心地よい。
話も合うし考え方というか、価値観も似ている。本当に優星君は運命の人だと思った。
「赤い糸はまだ切れていないって信じてもいいのかな」
なにより私を好きだと言ってくれてた優星君を信じたい。たとえこの先、どんなにつらい思いをしたって彼を諦めたくないよ。
この日の夜、双子は布団に入るとすぐに愛らしい寝息を立てた。二日間優星君とともに牧場の手伝いをしたせいで疲れたのか、ちょっとやそっとでは起きそうにない。
私も身体は疲れているはずなのにすぐには眠れそうになく、寝室をそっと出た。そしてタンスの奥にしまってある箱を取り、茶の間に向かう。
テーブルに置いて箱を開けると、その中には優星君との思い出の品が詰まっていた。
「懐かしいな」
ふたりで撮ったたくさんの写真から、デートでいった施設のチケットやパンフレットなど捨てられずにとってある。
もう三年も経っているのにすべての思い出が鮮明に思い出せる。
優星君と出会ってから幸せしかなかった。連絡が来るだけで嬉しくて、少しの時間でも会えると幸せで、一緒に過ごす時間は心地よい。
話も合うし考え方というか、価値観も似ている。本当に優星君は運命の人だと思った。
「赤い糸はまだ切れていないって信じてもいいのかな」
なにより私を好きだと言ってくれてた優星君を信じたい。たとえこの先、どんなにつらい思いをしたって彼を諦めたくないよ。