官能一夜に溺れたら、極上愛の証を授かりました
「なぁに、パパ」
「貴斗聞いて。パパのおうちの中は好きなだけ探検してもいいけど、このお部屋は勝手に入ったらダメだよ」
「どうして?」
「パパのお仕事の道具がいっぱい入ってるんだ。もしひとつでもなくなったら、パパがとっても困る」
「パパお仕事できなくなるの?」
どんな想像をしたんだか、貴斗の顔がくしゃっと歪む。
「そうだよ、だから約束して。このお部屋だけは入らないでね」
貴斗はしばらく考え込むような顔をした後、「わかった!」と返事をした。
「ありがとう貴斗」
「うん、ぼくパパを困らせたくないもん!」
貴裕さんに頭を撫でられて、ニコニコしている。
貴裕さんのこういうところ、すごいなって思うのだ。小さい子だからと適当なことを言ったり、何かされてから怒るのではなく、貴裕さんは貴斗にわかるようにちゃんと話をしてくれた。
貴斗のことをちゃんと対等に見て話をしてくれているってこと、貴斗も感じているんだと思う。
貴斗はちゃんと約束を守り、貴裕さんの仕事部屋には絶対に入らなかった。
「貴斗聞いて。パパのおうちの中は好きなだけ探検してもいいけど、このお部屋は勝手に入ったらダメだよ」
「どうして?」
「パパのお仕事の道具がいっぱい入ってるんだ。もしひとつでもなくなったら、パパがとっても困る」
「パパお仕事できなくなるの?」
どんな想像をしたんだか、貴斗の顔がくしゃっと歪む。
「そうだよ、だから約束して。このお部屋だけは入らないでね」
貴斗はしばらく考え込むような顔をした後、「わかった!」と返事をした。
「ありがとう貴斗」
「うん、ぼくパパを困らせたくないもん!」
貴裕さんに頭を撫でられて、ニコニコしている。
貴裕さんのこういうところ、すごいなって思うのだ。小さい子だからと適当なことを言ったり、何かされてから怒るのではなく、貴裕さんは貴斗にわかるようにちゃんと話をしてくれた。
貴斗のことをちゃんと対等に見て話をしてくれているってこと、貴斗も感じているんだと思う。
貴斗はちゃんと約束を守り、貴裕さんの仕事部屋には絶対に入らなかった。