一般人からアイドルに!?

スカウト

「茉麗ちゃーん!!!」

茉麗「あら!朱津ちゃん!」

私は茉麗ちゃんに抱きついた

茉麗「きゃー!朱津ちゃん前より可愛くなってるんじゃないの!?私の弟で満足できる!?」

陽「ちょっとそれどういうこと姉ちゃん」

この方は珠空 茉麗(ミソラマリ)ちゃん

陽のお姉ちゃん!

「私は陽一途だから!」

陽「朱津可愛すぎる…」

樹「なぁ、茉麗さん。後ろの人たち誰?」

茉麗「あー…芸能事務所の人よ」

泰「なんで芸能事務所の人が??」

茉麗「私にもよくわからなくて…」

?「あの、鬼島 樹さん。佐伯 泰さん。珠空 陽さん。長谷川 和さん。」

4人「は?」

?「私、笠木 実といいます。
相田芸能事務所のものです。
前々から4人に興味を持ちまして
ぜひ、うちの事務所でアイドルとして活動しませんか?」

4人は私の方を見て

4人「……遠慮します」

笠木「ど、どうしてですか!?」

樹「それは」

泰「俺らは」

陽「5人で1つだから」

和「朱津抜きはありえない」

「みんな…」

笠木「何を言っているんです!?
その女がいたらダメなんです!!」

酷い言われようだな…

陽「もっかい言ってみな?
人の彼女に何言ってんの?」

「なんの騒ぎだ」

笠木「あ、相崎さん!
実は、俺はこの男の子4人をスカウトしたのにあの女も入れなきゃ無理だ言うんです!!」

その瞬間、頬叩く音がした。

相崎「馬鹿なのはお前だ笠木!!
初対面の人を馬鹿にして侮辱しお前はスカウトする資格なんてない!!!」

泰「……アイドルとして活動するのはいいです。でも、条件があります。」

相崎「部下がすみません。
条件とは何でしょうか?」

和「桜野 朱津。を含めて5人でアイドルをしたい。」

相崎「……桜野さんはどうしたいですか?」

「4人がアイドルになるなら私も5人でやりたいです。それに、さっきの人を見返したいです。」

相崎「わかりました。5人のグループにしましょう。後ほど、こちらから連絡をしますので連絡が来ましたら事務所に起こし下さい。」

5人「わかりました」
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