狂犬に愛される覚悟
「いや…俺が酔ってたとはいえ、調子に乗りすぎたんです!すんません!」
「もう、顔上げてください!」
「仁朗!愛妃がいいっつてんだから、もうやめろ!」
「零王さん…はい、わかりました。
愛妃さんも、これからも仲良くしましょうね!」
愛妃の手を握る。
その仁朗の手をすかさず掴み、握り潰した。
「いってぇ…!!零王さん!離して下さい!」
「さっきから、お前……調子乗りすぎ…!」
「フフ…」
「可愛い…愛妃さん」
「あ?仁朗!!」
「すんません!」
そして飲み会はお開きになり、朝陽のバーを後にした零王と愛妃。
指を絡めて繋ぎ、ゆっくり歩いて帰る。
「風が気持ちいいね~」
「だね~酔いざましにはいいね」
「あ、コンビニ寄っていい?歯みがき粉切れてたんだった」
「うん、いいよ」
コンビニ前に、若い不良達がたむろしている。
無意識に零王と繋いでいる手の力が強くなる。
零王と付き合うようになって、よく狙われる愛妃。
だから、不良グループを見ると無意識に震えるのだ。
「大丈夫だよ。俺がいるから」
「う、うん…そうだよね…」
コンビニに入ろうとすると、
「おい、見ろよ!めっちゃ可愛くね?」
「お姉さ~ん、可愛いね~!
一緒に遊ぼ!」
零王がいるにもかかわらず愛妃の前に立ちふさがり、話かける男達。
「え……嫌です」
そう言って、零王の後ろに隠れる愛妃。
「俺の彼女だから、退いてよ」
「あ?」
凄む、男。
「今のうちに退いて!俺も愛妃の前では可愛い犬でいたいから」
「は?犬(笑)?
プッ…!アハハハーーッ!!」
大爆笑する、男達。
「もう、顔上げてください!」
「仁朗!愛妃がいいっつてんだから、もうやめろ!」
「零王さん…はい、わかりました。
愛妃さんも、これからも仲良くしましょうね!」
愛妃の手を握る。
その仁朗の手をすかさず掴み、握り潰した。
「いってぇ…!!零王さん!離して下さい!」
「さっきから、お前……調子乗りすぎ…!」
「フフ…」
「可愛い…愛妃さん」
「あ?仁朗!!」
「すんません!」
そして飲み会はお開きになり、朝陽のバーを後にした零王と愛妃。
指を絡めて繋ぎ、ゆっくり歩いて帰る。
「風が気持ちいいね~」
「だね~酔いざましにはいいね」
「あ、コンビニ寄っていい?歯みがき粉切れてたんだった」
「うん、いいよ」
コンビニ前に、若い不良達がたむろしている。
無意識に零王と繋いでいる手の力が強くなる。
零王と付き合うようになって、よく狙われる愛妃。
だから、不良グループを見ると無意識に震えるのだ。
「大丈夫だよ。俺がいるから」
「う、うん…そうだよね…」
コンビニに入ろうとすると、
「おい、見ろよ!めっちゃ可愛くね?」
「お姉さ~ん、可愛いね~!
一緒に遊ぼ!」
零王がいるにもかかわらず愛妃の前に立ちふさがり、話かける男達。
「え……嫌です」
そう言って、零王の後ろに隠れる愛妃。
「俺の彼女だから、退いてよ」
「あ?」
凄む、男。
「今のうちに退いて!俺も愛妃の前では可愛い犬でいたいから」
「は?犬(笑)?
プッ…!アハハハーーッ!!」
大爆笑する、男達。