幼馴染は片思い中
「さっきのアトラクションすごかったねっ」
「あれな!水上アトラクションはテンションあがる!」
興奮気味に話しながら前を歩く
牧君とあいりちゃんは遊園地のアトラクションに夢中になっていた
今日来た遊園地は
最近リニューアルしたばかり
目新しいアトラクションを前にして
揃って目を輝かせ
次々色んなアトラクションに向かって
突進していく牧君とあいりちゃん
最初のぎこちなさはどこへやら
すっかり意気投合して、遊園地を満喫している
……ふ、ふたりとも……体力あるなぁ…
楽しそうにしているふたりを
微笑ましく思いながらも
皆と違って、体力のない私は
怒涛のアトラクション巡りに
へろへろになっていた
「次、あれ乗ろーぜ!」
「あー…悪い
俺、ちょっと休憩」
牧君にそう返しながら
私の手を掴む朔君
「ゆたかと休憩所で休んでるから
牧は日山とまわってきて」
「分かった!日山さん、行こ」
「え?…う、うんっ」
『ふたりきり』と言う言葉が
頭をよぎったのか
あいりちゃんは一瞬、我に返って
戸惑った表情を見せたものの
変わらずハイテンションの牧君に連れられて
そのまま、アトラクション乗り場に向かった
「あれな!水上アトラクションはテンションあがる!」
興奮気味に話しながら前を歩く
牧君とあいりちゃんは遊園地のアトラクションに夢中になっていた
今日来た遊園地は
最近リニューアルしたばかり
目新しいアトラクションを前にして
揃って目を輝かせ
次々色んなアトラクションに向かって
突進していく牧君とあいりちゃん
最初のぎこちなさはどこへやら
すっかり意気投合して、遊園地を満喫している
……ふ、ふたりとも……体力あるなぁ…
楽しそうにしているふたりを
微笑ましく思いながらも
皆と違って、体力のない私は
怒涛のアトラクション巡りに
へろへろになっていた
「次、あれ乗ろーぜ!」
「あー…悪い
俺、ちょっと休憩」
牧君にそう返しながら
私の手を掴む朔君
「ゆたかと休憩所で休んでるから
牧は日山とまわってきて」
「分かった!日山さん、行こ」
「え?…う、うんっ」
『ふたりきり』と言う言葉が
頭をよぎったのか
あいりちゃんは一瞬、我に返って
戸惑った表情を見せたものの
変わらずハイテンションの牧君に連れられて
そのまま、アトラクション乗り場に向かった