姫と魔王の城
物語の始まり
人間と魔物が住む世界があった。
これまでに度々人間と魔物の激しいいさかいが起こったが、かろうじて戦争までは起きずに済んでいた。
魔物を統べる魔王は、ある国の人間の姫をさらおうと魔物たちを率いて探し回り、ついに探し出した。
姫は人間だったが、その身に強い魔力を秘めており、魔力を持った者が身体を重ねれば、その魔力を受け継げるといわれていた。
「ついに見つけた…!姫を城へ!!」
姫はすぐさま魔王のもとへ連れてこられた。
人間よりも一回り大きく、赤色に光る瞳に青白い肌、鋭い牙に紅い唇、金の角二本と銀色の髪をもつ魔王は、姫を冷たく見下ろした。
「お前たち人間には魔力など必要ないのだろうが、私にはお前の魔力が必要なのだ。お前の中に眠る力、もらい受けるぞ!」
「きゃ…!!」
両手と片足に枷をはめられた姫は粗末な寝床に寝かされ、魔王は姫に覆い被さった。
「私は人間など嫌いだ。特にお前のような気の強い娘は…。だが……」
魔王にドレスを引き裂かれ、姫の肌が露になると、
「人間どもが悪いのだ。呪うならば自分の運命を呪うのだな…」
魔王は漆黒の衣をはだけると、露にした自らのもので、いきなり清らかな姫の身体の奥を貫いた。
「やっ……あっ…!!痛い…ううっ……!」
「あぁ……人間の身であるならばなおのことであろう…初めての相手が魔王というのは皮肉なものだな…!」
「い、痛…痛い…!!」
清らかな身を散らされた姫は抵抗もせず、魔王の与えた激しい痛みに泣き続けた。
姫は少ししてハッと気づくと、涙で潤んだ目を強くつむり、震える声で叫んだ。
「わ、わたくしをこんな目にあわせるなんて…ただでは済みません…!」
魔王は姫の顎を持ち上げた。
「お前が言いさえすればいいのだ…どうすればお前の内に秘めた魔力を引き出せる!?お前と身体を重ねさえすれば叶うはずだ、さあ言え!」
押さえつけられ、貫かれたまま、掠れた声で息も絶え絶えに姫は言葉を返した。
「い、いいませ…言わないわ…だ、誰が…あなたなんかに…」
「やはり気が強いと言われる娘か…!言わねばお前が壊れるまで犯すまでだ!」
これまでに度々人間と魔物の激しいいさかいが起こったが、かろうじて戦争までは起きずに済んでいた。
魔物を統べる魔王は、ある国の人間の姫をさらおうと魔物たちを率いて探し回り、ついに探し出した。
姫は人間だったが、その身に強い魔力を秘めており、魔力を持った者が身体を重ねれば、その魔力を受け継げるといわれていた。
「ついに見つけた…!姫を城へ!!」
姫はすぐさま魔王のもとへ連れてこられた。
人間よりも一回り大きく、赤色に光る瞳に青白い肌、鋭い牙に紅い唇、金の角二本と銀色の髪をもつ魔王は、姫を冷たく見下ろした。
「お前たち人間には魔力など必要ないのだろうが、私にはお前の魔力が必要なのだ。お前の中に眠る力、もらい受けるぞ!」
「きゃ…!!」
両手と片足に枷をはめられた姫は粗末な寝床に寝かされ、魔王は姫に覆い被さった。
「私は人間など嫌いだ。特にお前のような気の強い娘は…。だが……」
魔王にドレスを引き裂かれ、姫の肌が露になると、
「人間どもが悪いのだ。呪うならば自分の運命を呪うのだな…」
魔王は漆黒の衣をはだけると、露にした自らのもので、いきなり清らかな姫の身体の奥を貫いた。
「やっ……あっ…!!痛い…ううっ……!」
「あぁ……人間の身であるならばなおのことであろう…初めての相手が魔王というのは皮肉なものだな…!」
「い、痛…痛い…!!」
清らかな身を散らされた姫は抵抗もせず、魔王の与えた激しい痛みに泣き続けた。
姫は少ししてハッと気づくと、涙で潤んだ目を強くつむり、震える声で叫んだ。
「わ、わたくしをこんな目にあわせるなんて…ただでは済みません…!」
魔王は姫の顎を持ち上げた。
「お前が言いさえすればいいのだ…どうすればお前の内に秘めた魔力を引き出せる!?お前と身体を重ねさえすれば叶うはずだ、さあ言え!」
押さえつけられ、貫かれたまま、掠れた声で息も絶え絶えに姫は言葉を返した。
「い、いいませ…言わないわ…だ、誰が…あなたなんかに…」
「やはり気が強いと言われる娘か…!言わねばお前が壊れるまで犯すまでだ!」
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