中島くんは私を離さない
「瑠璃、ジェットコースターが好きなの?」
「うん、高いところが好きで」
「、、、そうなんだ」
私が乗りたいのは落下系のアトラクションやジェットコースター系。
逆に言えばそれしか乗らない。
「俺、高所恐怖症」
「え!?それは乗れないね、別の乗ろうか」
「ううん、いい」
「瑠璃が乗りたいなら乗ろう、克服できるチャンスだから」
「でも………」
「僕は大丈夫だから」
「分かった」
中島くんは私に合わせてくれている。
申し訳ないけど嬉しい。