ポエム集第4弾「心機一転」
「やった後悔」

響く掛け声で 新しい暮らしが始まるね
愛娘の入学式には ホットする瞬間があるよ

何年かぶりの入学式 こっちから眺めるなんて
先生にでもなった気持ちだ

呼ばれる愛娘の名前に 心で祈りを込めて
いい返事を待ち望む

至って普通にしていても 自慢の娘なのだから
こんな晴れ舞台に 祈らない人はいないよ

式典の後の買い物で 何時もよりも誇らしい
新しい暮らし 小さな革靴に
もう少し良いやつのほうが良かったと
やったあとに後悔した

記念樹を植えて 君の名前をこの木に刻む
咲いたときに 人生を彩るように
精一杯の夢のなか咲き誇ろべサクラ


確かにそうなの
何時だって花は人を繋ぎ
悲しみにも寄り添える

確かにそうなの
心に花を持てる人になれ
どんな人にも寄り添える花束
< 9 / 18 >

この作品をシェア

pagetop