浮気 × 浮気
険しい顔
❁❀✿✾
「……ん」
眩い光に顔を直射され、耐えきれず薄らと目を開けた。
そして重い体をゆっくりと起こし、いつものように伸びをする。
……が、その時、何か隣に気配を感じて、眠い目を擦りながら、隣に視線をやった。
「…………………………は」
一瞬、息が止まった気がした。
寝起きで朦朧としていた意識が一気に覚醒する。
なんで、なんで私の横で男が寝ている……?
えっと、え、なんで?なんでなんで??
何があったけ…昨日何が………。
ごちゃごちゃになった頭をなんとかフル稼動させている最中、私の横でぐっすりと眠っていた男がゆっくりと目を開けた。
「あ、おはよ…」