。。折れた羽根、虹の架け橋。。③
「お前知らないの?
月乃純白って、男子嫌いで有名だぞ。
不特定多数の男子とは、会話しないし。
それに、純白ちゃんはきっと類さんと付き合う!
それなら、俺だって文句言わない。
だけど、、お前がっ」
校舎裏。
だれもいないーー。そりゃそうだ。
今普通なら一限が始まるはずだった。
朝の挨拶に顔を出して、そしてーー今人気のない校舎裏に、連れて来られた。
下がれば下がるほど、壁と数センチ。
引き気味な俺ーー。
かっこ悪い。
「お前が、純白ちゃんと話せる唯一の存在なのが、気に食わねー。
だから、お前は大人しく学校来んな!」
確かにーー俺は大人しく家で通信でやって行けたら良かったのか。
そしたら、本当に変わらない3年間だったと、父さんは悲しむかな?
父さんが俺のためにしてくれた事。
そしてーー
純白ちゃんが俺のためにしてくれた事。
純白ちゃんが男子嫌いで有名。
なら、俺だって嫌いな対象だったのに、君は背中を押してくれた。
君が頑張れって背中を押してくれた時、一瞬背中が軽くなった。
まるで、羽根があったみたいに。
月乃純白って、男子嫌いで有名だぞ。
不特定多数の男子とは、会話しないし。
それに、純白ちゃんはきっと類さんと付き合う!
それなら、俺だって文句言わない。
だけど、、お前がっ」
校舎裏。
だれもいないーー。そりゃそうだ。
今普通なら一限が始まるはずだった。
朝の挨拶に顔を出して、そしてーー今人気のない校舎裏に、連れて来られた。
下がれば下がるほど、壁と数センチ。
引き気味な俺ーー。
かっこ悪い。
「お前が、純白ちゃんと話せる唯一の存在なのが、気に食わねー。
だから、お前は大人しく学校来んな!」
確かにーー俺は大人しく家で通信でやって行けたら良かったのか。
そしたら、本当に変わらない3年間だったと、父さんは悲しむかな?
父さんが俺のためにしてくれた事。
そしてーー
純白ちゃんが俺のためにしてくれた事。
純白ちゃんが男子嫌いで有名。
なら、俺だって嫌いな対象だったのに、君は背中を押してくれた。
君が頑張れって背中を押してくれた時、一瞬背中が軽くなった。
まるで、羽根があったみたいに。