。。折れた羽根、虹の架け橋。。③
振り向けないーー。
キラキラな世界なんて、探しても見当たらない。
二限までの間。
職員室に事情を話した俺。
具合悪くてって誤魔化した。
嘘はバレることは無かった。
きっとそれはーーーー
優等生な俺の見た目だろう。
黒くだらしく伸ばし過ぎた髪。
垂れ下がった前髪。
隠すためにしたメガネ。
俺の嫌いな目を隠すために…………。
気崩れのない制服。
シワ1つない制服からは、ジャスミンの香りしかしない。
出来上がった優等生は
決して崩したりしない。
だれもいないトイレの鏡と、睨みっ子。
「やっぱりダサいよな」
鏡の中の自分は
キラキラしていない。
今どきいるのか、地味な奴。
地味に過ごした代わり映えのない3年間が。
最後の年がようやく始まる。
キラキラな世界なんて、探しても見当たらない。
二限までの間。
職員室に事情を話した俺。
具合悪くてって誤魔化した。
嘘はバレることは無かった。
きっとそれはーーーー
優等生な俺の見た目だろう。
黒くだらしく伸ばし過ぎた髪。
垂れ下がった前髪。
隠すためにしたメガネ。
俺の嫌いな目を隠すために…………。
気崩れのない制服。
シワ1つない制服からは、ジャスミンの香りしかしない。
出来上がった優等生は
決して崩したりしない。
だれもいないトイレの鏡と、睨みっ子。
「やっぱりダサいよな」
鏡の中の自分は
キラキラしていない。
今どきいるのか、地味な奴。
地味に過ごした代わり映えのない3年間が。
最後の年がようやく始まる。