。。折れた羽根、虹の架け橋。。③
「あ、いや。
2人は付き合ってるのかなって。
いや、俺の学校のやつがそんなこと「絶対ないから」
あ。。
つい、完全否定してしまった。
類の気持ちにだって気づいて居たのに
まだ言わないつもりだったのに。
「あ、類。
違うから。
いや違くないけど、いや、でも類だってーー私のことなんかっ「好きだよ、俺はね」
帰り道ーー。
いつもと変わらない帰り道ーー。
違うのは
ずっと隣に居た類が
いつもと違って見えた瞬間ーー。
戸惑ってしまう。
いつもと同じで居たいのにーー。
いつもみたいな冗談が言えない。
だって類が見てる。
茶化すみたいな感じではないのが、わかった。
何か、言わなきゃ……思うのに動けないーー。
大雅くんーー。
「大雅くんーー」
溶かしきれてない瞳。
まだあの強い龍の瞳を、宿ったままだ。
あ、あの瞳に飲まれそうになるのがわかった。
「俺も。
純白ちゃんが好きだよーー。
困らせたくはないけど、言わないのも嫌だから」
十分困ってしまうーーなんて、言えないけど。
私達の先を歩いていたパパがいない。
こんな時にーー。
2人は付き合ってるのかなって。
いや、俺の学校のやつがそんなこと「絶対ないから」
あ。。
つい、完全否定してしまった。
類の気持ちにだって気づいて居たのに
まだ言わないつもりだったのに。
「あ、類。
違うから。
いや違くないけど、いや、でも類だってーー私のことなんかっ「好きだよ、俺はね」
帰り道ーー。
いつもと変わらない帰り道ーー。
違うのは
ずっと隣に居た類が
いつもと違って見えた瞬間ーー。
戸惑ってしまう。
いつもと同じで居たいのにーー。
いつもみたいな冗談が言えない。
だって類が見てる。
茶化すみたいな感じではないのが、わかった。
何か、言わなきゃ……思うのに動けないーー。
大雅くんーー。
「大雅くんーー」
溶かしきれてない瞳。
まだあの強い龍の瞳を、宿ったままだ。
あ、あの瞳に飲まれそうになるのがわかった。
「俺も。
純白ちゃんが好きだよーー。
困らせたくはないけど、言わないのも嫌だから」
十分困ってしまうーーなんて、言えないけど。
私達の先を歩いていたパパがいない。
こんな時にーー。