。。折れた羽根、虹の架け橋。。③
「まじかよ」
帰ってきた父に、純白ちゃん家に招かれた話をしたら、落胆した声が帰ってきた。
「純白ちゃんと、あげはさんが…俺の母さん見たいって言うからさ」
父は、嫌そうに頭をかいた。
父はあげはさんがずっと好きだったらしい話を、母さんに秘密と何回も聞いた。
幼い頃から聞かされていたからーー
きっと秘密にしなくても
母さんは知ってるって確かだった。
リビングに飾られてる写真を、眺めた母さんが切なげに笑ったのを
幼き頃の俺は見ていて知っているからーー。
写真を、眺めながらーー本当は手に取り、ジックリ眺めたいの我慢していた母さんを
何度も見て知っている。
「父さんは、今でもあげはさんが好きなの?」
あ。
やばいーー。
なんで、こんなこと聞いちゃったのか。
母さんに悲しい気持ちになって欲しく無かった。
母親に幸せで居て欲しかった。
帰ってきた父に、純白ちゃん家に招かれた話をしたら、落胆した声が帰ってきた。
「純白ちゃんと、あげはさんが…俺の母さん見たいって言うからさ」
父は、嫌そうに頭をかいた。
父はあげはさんがずっと好きだったらしい話を、母さんに秘密と何回も聞いた。
幼い頃から聞かされていたからーー
きっと秘密にしなくても
母さんは知ってるって確かだった。
リビングに飾られてる写真を、眺めた母さんが切なげに笑ったのを
幼き頃の俺は見ていて知っているからーー。
写真を、眺めながらーー本当は手に取り、ジックリ眺めたいの我慢していた母さんを
何度も見て知っている。
「父さんは、今でもあげはさんが好きなの?」
あ。
やばいーー。
なんで、こんなこと聞いちゃったのか。
母さんに悲しい気持ちになって欲しく無かった。
母親に幸せで居て欲しかった。