。。折れた羽根、虹の架け橋。。③
「世界で1番、明日咲が大切だし。
明日咲の息子は俺が幸せにする………」
気の利いた言葉が言えないなんて誰が言った?
「明日咲の息子じゃないでしょ。
私達の息子よ」
「そうだな…よし、準備して行くぞ!」
この時を待っていた…………。
やっとあげはに連絡が出来た。
あげは(親友)
親子丼バカ、連れて行くね
バカなのは、私も同じだった……。
あげははとっくに気づいてた。
"代わりに付き合ってるなんかしないよ"……
その通りだった。
「龍、この写真私にちょうだい!」
私だけの思い出の写真。
「え、なんでそんなん。別にいいけど」
私はニコリ、と笑った。
「こんな素敵な写真ないから、リビングに飾ろうか」
「いいね、母さん!!」
泣きじゃくる龍の素直が垣間見えた写真。
宝物だけど閉まって置くのはもったいない。
飾りたい、と提案した私に……
息子は冗談をほのめかした。
ダメだ!、と写真を手から奪おうとする龍。
私は龍の泣きじゃくる写真に、キスをした。
「私準備してくる」
胸に隠した龍の写真………。
思い出の写真を胸に抱えて……
寝室に逃げ帰る……。
*明日咲side終わり*
明日咲の息子は俺が幸せにする………」
気の利いた言葉が言えないなんて誰が言った?
「明日咲の息子じゃないでしょ。
私達の息子よ」
「そうだな…よし、準備して行くぞ!」
この時を待っていた…………。
やっとあげはに連絡が出来た。
あげは(親友)
親子丼バカ、連れて行くね
バカなのは、私も同じだった……。
あげははとっくに気づいてた。
"代わりに付き合ってるなんかしないよ"……
その通りだった。
「龍、この写真私にちょうだい!」
私だけの思い出の写真。
「え、なんでそんなん。別にいいけど」
私はニコリ、と笑った。
「こんな素敵な写真ないから、リビングに飾ろうか」
「いいね、母さん!!」
泣きじゃくる龍の素直が垣間見えた写真。
宝物だけど閉まって置くのはもったいない。
飾りたい、と提案した私に……
息子は冗談をほのめかした。
ダメだ!、と写真を手から奪おうとする龍。
私は龍の泣きじゃくる写真に、キスをした。
「私準備してくる」
胸に隠した龍の写真………。
思い出の写真を胸に抱えて……
寝室に逃げ帰る……。
*明日咲side終わり*