ねえ、気づいてよ……
私も歩ける気がしなくて、近くのベンチに座った。
「水、飲める?」
朝陽くんが買ってきてくれた水をありがたく貰う。
「うん。ありがとう。......あっ、いくら?」
「いいよ。大した額じゃねーし」
「ありがと」
ペットボトルの水を飲むと、やっと一息つけた。
「酔いやすい?」
「うん。昔から、電車とか苦手で......。でも、電車でどこか行きたいから、結構乗るんだけど慣れなくて」
「そっか。ま、俺が一緒でよかった」
「うん」
1人だったら、不安でしょうがなかったと思う。
「あっ!今何時?」
「えーと、5時50分」
10分で家は、無理かな。
ガッカリすると同時に安心してる自分に驚いた。
「なんか、用事?」
「んー、もういいや」
「水、飲める?」
朝陽くんが買ってきてくれた水をありがたく貰う。
「うん。ありがとう。......あっ、いくら?」
「いいよ。大した額じゃねーし」
「ありがと」
ペットボトルの水を飲むと、やっと一息つけた。
「酔いやすい?」
「うん。昔から、電車とか苦手で......。でも、電車でどこか行きたいから、結構乗るんだけど慣れなくて」
「そっか。ま、俺が一緒でよかった」
「うん」
1人だったら、不安でしょうがなかったと思う。
「あっ!今何時?」
「えーと、5時50分」
10分で家は、無理かな。
ガッカリすると同時に安心してる自分に驚いた。
「なんか、用事?」
「んー、もういいや」