ねえ、気づいてよ……
「涼音ごめん。兄貴の部屋、雨漏り酷いらしくて、雨漏りの修理手伝い行ってくる」
早口でそう言うと、怜は、自分の部屋へ行って、きがえてきた。
「怜......」
「ごめんな。すぐ、帰ってくるから」
怜は、そう言うとすぐに出ていった。
見送ることもできずに、ぼーっと怜が出ていったところを見つめる。
突然過ぎて、何も思わなかったのに、すぐに恐怖感は襲ってきた。
ゴロゴロと鳴り響く音、時々光る外。
怖かった。
そんな恐怖に怯えながら、お昼が過ぎた。
お昼ご飯なんて、食べれなかった。
あと、どれくらい待てば帰ってくる?
怜、寒くないかな。
濡れてないかな。
怜が私の家に持ってきたクッションを抱えて、ソファに縮こまる。
このまま怜が帰ってくるまで待ってようと思った。
早口でそう言うと、怜は、自分の部屋へ行って、きがえてきた。
「怜......」
「ごめんな。すぐ、帰ってくるから」
怜は、そう言うとすぐに出ていった。
見送ることもできずに、ぼーっと怜が出ていったところを見つめる。
突然過ぎて、何も思わなかったのに、すぐに恐怖感は襲ってきた。
ゴロゴロと鳴り響く音、時々光る外。
怖かった。
そんな恐怖に怯えながら、お昼が過ぎた。
お昼ご飯なんて、食べれなかった。
あと、どれくらい待てば帰ってくる?
怜、寒くないかな。
濡れてないかな。
怜が私の家に持ってきたクッションを抱えて、ソファに縮こまる。
このまま怜が帰ってくるまで待ってようと思った。