ねえ、気づいてよ……
4日目
「ゴホッゴホッ。あー、だる」
ソファに座りながら、怜が言う。
「寝てなって」
「そこまでじゃねーし」
そんなこと言って、頑なにリビングから出ようとしない。
自分でも気づいてると思うけど、どんどん顔色悪くなってるよ。
怜が嫌がることはしたくない私は、無理やり連れてくことも出来ずにいる。
もっと、はっきり言えるようになればなぁ。
「涼音、水ちょうだい......」
バタッて音がして、怜が倒れた。
「えっ、怜!」
とりあえず部屋に連れていこうと、持ち上げるけど、そこから動けない。
「怜......。歩ける?」
ギリギリ意識があるみたいで、私を支えにして歩いてくれた。
部屋のベッドに寝ると、そのまま眠ってしまった。
ほんと、無理するから......。
ソファに座りながら、怜が言う。
「寝てなって」
「そこまでじゃねーし」
そんなこと言って、頑なにリビングから出ようとしない。
自分でも気づいてると思うけど、どんどん顔色悪くなってるよ。
怜が嫌がることはしたくない私は、無理やり連れてくことも出来ずにいる。
もっと、はっきり言えるようになればなぁ。
「涼音、水ちょうだい......」
バタッて音がして、怜が倒れた。
「えっ、怜!」
とりあえず部屋に連れていこうと、持ち上げるけど、そこから動けない。
「怜......。歩ける?」
ギリギリ意識があるみたいで、私を支えにして歩いてくれた。
部屋のベッドに寝ると、そのまま眠ってしまった。
ほんと、無理するから......。