ねえ、気づいてよ……
無理やりにでも、寝かせておけばよかったなぁ、なんて思いながら食べるものを作りに行く。
卵がゆを作ると、怜の部屋に戻る。
「ねえ、怜、無理だけはしないでね」
もちろん、返事なんてない。
「怜が倒れたら、不安だよ......」
怜に届かないのをいいことに、普段言わないことを言ってみる。
起きるまで、ずっとそばにいようと思った。
そして2時間後、もう、足が痺れて感覚がなくなってきた頃、怜が目覚めた。
「ん......」
「怜?」
呼びかけると、グッと抱き寄せられてベッドに引きずり込まれる。
「え?」
何が起きたかなんて、わかんなかった。
気づいたら怜の顔が目の前にあって、こっちを見つめてる。
「涼音......」
寝起きのかすれた声は、私の心臓をドキドキ鼓動させる。
卵がゆを作ると、怜の部屋に戻る。
「ねえ、怜、無理だけはしないでね」
もちろん、返事なんてない。
「怜が倒れたら、不安だよ......」
怜に届かないのをいいことに、普段言わないことを言ってみる。
起きるまで、ずっとそばにいようと思った。
そして2時間後、もう、足が痺れて感覚がなくなってきた頃、怜が目覚めた。
「ん......」
「怜?」
呼びかけると、グッと抱き寄せられてベッドに引きずり込まれる。
「え?」
何が起きたかなんて、わかんなかった。
気づいたら怜の顔が目の前にあって、こっちを見つめてる。
「涼音......」
寝起きのかすれた声は、私の心臓をドキドキ鼓動させる。