離してよ、牙城くん。
* あとがき *
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はじめまして、こんにちは。朱珠*です!
『離してよ、牙城くん。』を読んでくださり、さらにはあとがきにまで来てくださり、本当に本当にありがとうございます。
突然ですが、この作品を書きはじめたのは、約1年前でした。
不良ラブに憧れ、執筆していたわたし。
伏線をちょくちょく撒き、一途な牙城を動かすのが楽しくて、このまま完結まで走ろう!と思っていた矢先。
100ページほどまで書き進めたときに、立派にスランプに陥りました。
あ、もう書けないな。
ふたりをゴールインさせてあげることはできないな。
そう思って、書けなくなったことを忘れるために、非公開を繰り返しました。
そしてその後、半年間、私情で活動休止をし、
作品について余裕を持って考える時間も増えたときに、いままで見えていなかったものが目に浮かんだんです。
非公開にしていたのにも関わらず、本棚にこの作品を、たくさんの読者さまが入れてくれていたことに、気づきました。
きっともう、需要ないなあ……と落ち込んでいたわたしの考えとは異なり、読者さまの数は減るどころか増えていく一方。
こんなにも、ふたりを待っていてくださる方々はいるんだ、と、遅いながらもやっと気づいたときには、……もう書いていました(単純ですね笑)
素敵な読者さまに恵まれ、何度も書けなくて辛くなりましたが、こうやってあとがきを書いていると、
道のりは長かったなあ……。
でも、完結できて本当に良かったなあ……。
なんて、泣きそうな朱珠であります(;_;)
少し中盤はシリアスな展開になってしまったので、イチャ甘が足りないな〜と思いつつも、このへんでふたりのお話は終えておきます!
またファンメールで、ナギももの誕生秘話(?)をお話したいと思っているので、そのときはぜひお会いしましょう!はーと!
ではでは、ここまで長くなりましたが。
この作品の彼ら彼女らを更新のたびにずっと追いかけてくださったみなさま、そして最後まで見届けてくださった読者さま。
本当にありがとうございました!
あふれんばかりの感謝と愛を込めて。
今日はひとりで乾杯したい朱珠より!
2022.3.20