専業主夫日記「御主人様はやく帰ってきてぇ><;」3~ポニョちゃんの胎動編
10月6日(月)
何をやってもダメなワタクシ・前編

★その1~サッカー

この週末、御主人様とワタクシは遠くの町に住むワタクシの兄の家に行ったのです。

ヴィッツさんでの遠出は初めてです。

高速道路を走って、2時間くらいで着きました。


兄と義姉と、5年生の姪っ子と3年生の甥っ子の4人家族です。

去年購入した、大きくて綺麗な新築の家に住んでるの。


一休みすると、さっそく甥っ子が言いました。

甥っ子「ねえクマーおじさん、サッカーしようよ」

ワタクシ「よおし、いいですよお」

小学校3年生に負けるわけがありません♪


ところが、です。

近所の公園でボールを蹴り始めたら、甥っ子がすごく上手いのです。

簡単に抜かれるし、走っても全然追いつけません。

これは困った…


2点目を入れられたワタクシの息が上がってるのを見て、不憫に思ったのでしょう。

ベンチに座っていた若いお兄さんが声をかけてきました。

お兄さん「あのー、ちょっと代わりましょうか?」

ワタクシ「ぜ、ぜひお願いしますハァハァ><;」


このお兄さん、とってもサッカーが上手いのです。

どうやら、甥っ子と競っているように見せかけて、ボールの扱い方を教えてるみたい。

ワタクシ「な、なんでそんなに上手なんですか><?」

お兄さん「実は●●高校サッカー部の主将なんです」

ワタクシ「そ、そうだったんですか><;」

お兄さん「小さい子供に教えるのって面白いんですよ」


すっかりお世話になってしまった甥っ子とワタクシ。

お兄さんにお礼を言って公園を後にしました。

ワタクシ「お兄さん上手でしたねえハァハァ><;」

甥っ子「クマーおじさんがヘタすぎて困っちゃった」

ワタクシ「ごめんなさいハァハァ><;」


甥っ子にもバカにされてしまったワタクシなのでした。
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