永遠に咲け

永久は咲愛の口唇を、まるで食らいつくように塞いだ。
｢んー！んぁぁ……ん…｣
急のことで咲愛はびっくりして、永久の胸をドンドン叩いている。

｢……咲愛｣
｢はぁはぁ…お兄様…急に、どうしたの…？｣
漸く口唇を離した永久。
まだ口唇がくっつきそうな距離で囁く。
｢俺のこと、好き？｣

｢……え…？｣
｢好き？｣
｢うん……もちろん…｣
そして、頬や首にキスをしだした。
永久の大きな手が、スカートの裾から滑り込む。
｢ちょっ…お兄様…？そこ、やだぁ……
それに、やめて…！ダイニングに行かなきゃ……｣

｢やめないよ？｣
｢どうしたの？お兄様……
こんなこといつもはしないのに……
お願い…離して！？｣
永久の腕の中で必死にもがく。

｢フフ…可愛い～
もっと暴れて？
なんか綺麗……｣
｢冗談やめて！！
ほんと、嫌！！
こんな、お兄様は嫌！｣
｢………｣
｢離し━━━━キャッ！！｣
咲愛を抱き上げた、永久。

そのままベットに移動し下ろされ、組み敷かれた咲愛。
｢こんな俺は嫌ってさ、じゃあ…どんな俺ならいいの？
こんな俺も俺だよ？｣
咲愛の口唇をなぞり、そのまま首と鎖骨に滑らせた。
ピクッと反応して、咲愛の身体が反応したのがわかる。

｢フフ…首と鎖骨、弱いもんね…咲愛って。
あと……｣
スカートの裾から滑り込ませた手で、咲愛の太ももをさすった。
｢んん……｣
｢太もも、弱いよね…？｣