永遠に咲け
「好きなの!大河 永久が!
怖くて、身体が震えるけどやっぱりお兄様と一緒にいたい!放れたくない!
お兄様に触れてほしい!
ほんとはお兄様の腕の中で、ずっと包まれていたい。
私……お兄様の傍にいられるなら、狂ってしまってもいいよ?
ごめんなさい…さっきは一緒にいたくないなんて言って……逃げるようなことして、ごめんなさい…!」
咲愛は心の中の気持ちを全て吐き出すように、必死で訴えた。
『咲愛、すぐに迎えに行く。
そこで待っててね。
咲愛が望むなら、何でもするよ?
大丈夫。放さないからね!』
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
20分後、永久が里花の家に迎えに来た。
ドアを咲愛が開け、出迎えると一瞬で永久の腕の中に閉じ込められた。
骨が折れてしまうのではないかと思う程、抱き締められその後抱きあげられた。
「もう、放さないからね」
そう言って、中森の運転する車に乗せられた。
助手席には、黒谷が乗っていた。
「あ…中森さん、黒谷さん、ごめんなさい…
私………」
「いえ、咲愛様が謝ることは何もありません。
大丈夫ですよ」
と黒谷が微笑み、
「僕の方こそ、怖がらせて申し訳ありませんでした!
それでも今後も咲愛様の傍にいさせて下さい。
守らせて下さい」
と中森が言った。
「うん、こちらこそ。よろしくね!」
微笑み返すと、二人は安心したように微笑んだ。
「咲愛…
今は、怖い?」
永久が咲愛の横にぴったりくっつき、腰を抱いている。
顔を覗き込みながら、優しく問いかけた。
「ううん…安心する……お兄様の匂い、好き」
そう言って横から永久の首に手を回し、肩に顔を擦り寄せた。
怖くて、身体が震えるけどやっぱりお兄様と一緒にいたい!放れたくない!
お兄様に触れてほしい!
ほんとはお兄様の腕の中で、ずっと包まれていたい。
私……お兄様の傍にいられるなら、狂ってしまってもいいよ?
ごめんなさい…さっきは一緒にいたくないなんて言って……逃げるようなことして、ごめんなさい…!」
咲愛は心の中の気持ちを全て吐き出すように、必死で訴えた。
『咲愛、すぐに迎えに行く。
そこで待っててね。
咲愛が望むなら、何でもするよ?
大丈夫。放さないからね!』
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
20分後、永久が里花の家に迎えに来た。
ドアを咲愛が開け、出迎えると一瞬で永久の腕の中に閉じ込められた。
骨が折れてしまうのではないかと思う程、抱き締められその後抱きあげられた。
「もう、放さないからね」
そう言って、中森の運転する車に乗せられた。
助手席には、黒谷が乗っていた。
「あ…中森さん、黒谷さん、ごめんなさい…
私………」
「いえ、咲愛様が謝ることは何もありません。
大丈夫ですよ」
と黒谷が微笑み、
「僕の方こそ、怖がらせて申し訳ありませんでした!
それでも今後も咲愛様の傍にいさせて下さい。
守らせて下さい」
と中森が言った。
「うん、こちらこそ。よろしくね!」
微笑み返すと、二人は安心したように微笑んだ。
「咲愛…
今は、怖い?」
永久が咲愛の横にぴったりくっつき、腰を抱いている。
顔を覗き込みながら、優しく問いかけた。
「ううん…安心する……お兄様の匂い、好き」
そう言って横から永久の首に手を回し、肩に顔を擦り寄せた。