永遠に咲け
「永久様、咲愛様。
改めてご紹介します、こちらが紀野です。
よろしくお願いします」
夕食後、紀野を紹介する中森。
「あ…よろしく…お願いします。
紀野です」
「紀野さん、こちらこそよろしくお願いします」
「お前か…手紙男」
永久が紀野を見る。
「ひっ…!」
ビクッと震え、目を反らした紀野。
「お兄様!睨んじゃダメだよ!」
「睨んでないよ、俺」
そう言って、咲愛を見る永久。
「……////」
赤くなる、咲愛。
「ね?咲愛は怖い?俺が」
「ううん。全然…」
「でしょ?
てか、可愛い~咲愛」
咲愛の口唇をなぞり出した。
「お兄様…やめて……」
「んーキス…したいなぁ…」
「や……みんないるし…」
この光景に、紀野はただただ…驚愕していた。
「咲愛様の好きな人って……」
「永久様です。
あ、わかってると思いますが……」
「わかってます。誰にも言いません。
でも、お二人は……」
「はい、叔父と姪の関係です」
「中森さんは、何とも思わないんですか?」
永久と咲愛が部屋に戻った後のリビング。
紀野が聞いてきた。
「は?」
「二人の関係です」
「何とも思わないことないですよ」
「ですよね。大河の失態になりますもんね……」
「僕からもいいですか?」
「はい」
「本気だったんですか?咲愛様へのラブレター」
「え?もちろん、そうですけど…」
「だって、今時手紙って……」
「あーそれはわざとです」
「は?」
「インパクトあるでしょ?
僕みたいな地味な男には、そうすることでしか咲愛様の心に残らないので……」
「やはり…あなたは……」
地味で暗いだけではなかった━━━━━
改めてご紹介します、こちらが紀野です。
よろしくお願いします」
夕食後、紀野を紹介する中森。
「あ…よろしく…お願いします。
紀野です」
「紀野さん、こちらこそよろしくお願いします」
「お前か…手紙男」
永久が紀野を見る。
「ひっ…!」
ビクッと震え、目を反らした紀野。
「お兄様!睨んじゃダメだよ!」
「睨んでないよ、俺」
そう言って、咲愛を見る永久。
「……////」
赤くなる、咲愛。
「ね?咲愛は怖い?俺が」
「ううん。全然…」
「でしょ?
てか、可愛い~咲愛」
咲愛の口唇をなぞり出した。
「お兄様…やめて……」
「んーキス…したいなぁ…」
「や……みんないるし…」
この光景に、紀野はただただ…驚愕していた。
「咲愛様の好きな人って……」
「永久様です。
あ、わかってると思いますが……」
「わかってます。誰にも言いません。
でも、お二人は……」
「はい、叔父と姪の関係です」
「中森さんは、何とも思わないんですか?」
永久と咲愛が部屋に戻った後のリビング。
紀野が聞いてきた。
「は?」
「二人の関係です」
「何とも思わないことないですよ」
「ですよね。大河の失態になりますもんね……」
「僕からもいいですか?」
「はい」
「本気だったんですか?咲愛様へのラブレター」
「え?もちろん、そうですけど…」
「だって、今時手紙って……」
「あーそれはわざとです」
「は?」
「インパクトあるでしょ?
僕みたいな地味な男には、そうすることでしか咲愛様の心に残らないので……」
「やはり…あなたは……」
地味で暗いだけではなかった━━━━━