強引上司は虎視眈々と彼女を狙ってる【7/12番外編追加】
その上見た目もカッコいいときたら社内の女子たちが放っておくはずがない。
艶やかな黒髪を後ろに流し、昔何かスポーツでもやっていたんじゃないかと思わせる男らしい筋肉質な体付き。
切れ長の瞳は一見鋭くて近寄り難いが、笑うとくしゃっと目尻に皺が寄りマイルドな雰囲気になるのが女子たちには堪らないらしい。
「ん、それ貸せよ。で、変われ。俺が付けてやる」
パソコンをコの字型に並んでいる机の上に置き、脚立の上にいる私に手を差し出す。
「え、大丈夫ですよ、私の仕事ですし!」
「いいから。もうすぐ他の企画部の奴らも来るし、このままだとほんとにパンツ見られちゃうかもよ?」
下からニヤリと見上げる宇野部長。
この高さで部長の身長じゃ、故意に覗かなければパンツは見えない。
「俺、俺以外の奴に三好のパンツ見られんのやだわー」
…さり気なく優しいくせに、彼にはそれを茶化してしまう所がたまにある。
「俺は三好のパンツ見たことあるみたいな言い方やめてもらっていいですか…?」
艶やかな黒髪を後ろに流し、昔何かスポーツでもやっていたんじゃないかと思わせる男らしい筋肉質な体付き。
切れ長の瞳は一見鋭くて近寄り難いが、笑うとくしゃっと目尻に皺が寄りマイルドな雰囲気になるのが女子たちには堪らないらしい。
「ん、それ貸せよ。で、変われ。俺が付けてやる」
パソコンをコの字型に並んでいる机の上に置き、脚立の上にいる私に手を差し出す。
「え、大丈夫ですよ、私の仕事ですし!」
「いいから。もうすぐ他の企画部の奴らも来るし、このままだとほんとにパンツ見られちゃうかもよ?」
下からニヤリと見上げる宇野部長。
この高さで部長の身長じゃ、故意に覗かなければパンツは見えない。
「俺、俺以外の奴に三好のパンツ見られんのやだわー」
…さり気なく優しいくせに、彼にはそれを茶化してしまう所がたまにある。
「俺は三好のパンツ見たことあるみたいな言い方やめてもらっていいですか…?」