強引上司は虎視眈々と彼女を狙ってる【7/12番外編追加】
…ヤバイ、ちょっと、いや、かなり動揺してる。
幸い真子ちゃんは私のそんな様子に気付くことなく、すごいお似合いだったみたいですよー、私も見たかったなぁ!なんて1人盛り上がっている。
ーー名前で呼び合い、周りの人が、あれが部長の心に決めた人なんじゃないかと思うほどには親密な雰囲気。
気になる……
どうしよう、とっても気になる……
気になり過ぎて、一華さん、聞いてますー⁉︎と言う真子ちゃんにうんうん、聞いてる聞いてる、と空返事しながらスリープ状態だったパソコンを起動して社内ネットワークで会議室の予約状況を確認する。
部長が申請していたのは今日の13時から第2会議室、使用人数は2人。
2人…
名前で呼び合う親しげな女性と2人きり…
って、仕事だから!
と思うのに、こんなに心が騒つくのは何でなんだろう。
その時、デスクの電話が鳴った。この音は内線電話だ。
とりあえず気持ちを落ち着けようと、咄嗟に電話を取る。
「はい、総務部三好です」
「あ、三好か?宇野だけど、第2会議室にアイスコーヒー2つ、持って来てもらえるか?」
…部長だった。
「…かっ、かしこまりましたっ」
「悪いな。よろしく」
そう言って電話は切れた。
幸い真子ちゃんは私のそんな様子に気付くことなく、すごいお似合いだったみたいですよー、私も見たかったなぁ!なんて1人盛り上がっている。
ーー名前で呼び合い、周りの人が、あれが部長の心に決めた人なんじゃないかと思うほどには親密な雰囲気。
気になる……
どうしよう、とっても気になる……
気になり過ぎて、一華さん、聞いてますー⁉︎と言う真子ちゃんにうんうん、聞いてる聞いてる、と空返事しながらスリープ状態だったパソコンを起動して社内ネットワークで会議室の予約状況を確認する。
部長が申請していたのは今日の13時から第2会議室、使用人数は2人。
2人…
名前で呼び合う親しげな女性と2人きり…
って、仕事だから!
と思うのに、こんなに心が騒つくのは何でなんだろう。
その時、デスクの電話が鳴った。この音は内線電話だ。
とりあえず気持ちを落ち着けようと、咄嗟に電話を取る。
「はい、総務部三好です」
「あ、三好か?宇野だけど、第2会議室にアイスコーヒー2つ、持って来てもらえるか?」
…部長だった。
「…かっ、かしこまりましたっ」
「悪いな。よろしく」
そう言って電話は切れた。