強引上司は虎視眈々と彼女を狙ってる【7/12番外編追加】
そして片想い相手にフラれたばかり…

なにこの両極端な感じ…

「このカラーなら一華にも似合うと思うんだけど、どう?」

そう言って由香里は同じデザインの色違いであるクリーム色に淡いブルーやピンクのフラワーモチーフが付いているブラとショーツのセットを私の胸元に充てがった。

「あ、このカラー可愛い!見せる相手いないけど、私も買っちゃおっかなー」

「いいのよ、見せる相手がいなくたって。可愛い下着身に付けるだけで、ちょっと気分上がるでしょ?」

結局2人で色違いの下着を買って、喉も渇いたのでカフェで休憩することにした。

11時頃早めのランチを済ませてぶらぶら買い物をしていたから、時刻は13時半を回った所。

お茶をする時間には早いからか、いつも人気で常に順番待ちで並んでいるカフェが、今日はすんなり入ることができた。
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