強引上司は虎視眈々と彼女を狙ってる【7/12番外編追加】

はいはい、と呟く部長を部屋に残し、お風呂上がりは暑いからとりあえず暑さが引くまではパジャマでいいか、と買ったばかりの下着とベッドの上に用意されていた前ボタンタイプのワンピースを持ちバスルームへ向かった。


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「はい、じゃあ改めて説明をお願いしますっ」


無事シャワーを浴びてベタベタのコーヒーから解放された私は、ワンピースタイプのパジャマをすっぽり被った状態で冷蔵庫からミネラルウォーターを出し、ぐびぐび豪快に飲みながらどかっとベッドへ腰掛ける。

部長はベッドの前にある鏡台用の椅子に、長い足を組んで横向きで座っていた。



「…お前にコーヒーかけた奴、江梨子って言って一応俺の元カノ。別れたのはもう1年くらい前なのに急により戻したいって迫られて。で、いつもみたいに心に決めた奴がいるって断ったらその女を見るまで諦めねぇって言うから三好呼び出した」