強引上司は虎視眈々と彼女を狙ってる【7/12番外編追加】
みっちゃんの直属の上司でもある部長は、みっちゃんの結婚式で祝辞を頼まれている。

みっちゃんは部長のことをとても慕っているから、もし万が一体調不良で欠席になんてなったりしたら、がっかりなんてもんじゃ済まないだろう。

「めちゃくちゃ不本意そうだな。ま、でも俺的には三好に面倒見てもらえるなんて、ラッキーだけど」

「だから早く良くなって下さいよ?」

「えー?俺が良くならなかったら三好、ずっと俺の面倒見てくれる?」

ベッドに腰掛けたまま、壁際に立っている私を上目遣いで見る部長。

「馬鹿なこと言ってないで、まずはその汗かいた身体をシャワーでさっと流して来て下さい!さっとですよ⁉︎」

「三好が流してくれる?」

「流しません!」

「ちぇっ」

「ちぇっ、じゃない!」

「三好ー、俺パンツないー」

「私がコンビニで買って来ますから!」

「Lサイズのボクサーね?トランクスはやだ」

「っ分かりましたっ!」

やだってなんだ、やだって!

はぁー。
なんか朝から疲れるぞ…?
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