嘘つき
そう思いながら、幹部室を出ると、

下「零さん?ど、どうしたんですか!その痣!」

下っ端の子が話しかけてきた。けど、、、

零「なんでも無いよ。そんなことより、私、”裏切り者”だから 話しかけない方がいいよ。」

そう。私は “裏切り者” それは、幹部たちに対してだけじゃ無い。

、、、それは、青龍、全員と、青龍の同盟を結んでいる族、ひいてはその
  バックについてる組だって私を裏切り者だと思う。

私に味方はもう居ない、、、そう、思っていたのに、

下「俺らは、ずっと信じますよ。零さんを。落ち着いたら連絡くださいね。」

そう言ってくれた。 、、、優しいなぁ。でもね、

零「私の味方ってばれちゃだめだよ?」

下「そうですが、陰で応援してますよ!」

ふふっ。みんな、

零「ありがとうっ!」

その日、1番の笑顔を見せた。
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