副社長とは知らずに

『俺は


ただ

たくさん食べて

たくさん笑って

たくさん俺に幸せをくれる


サチが好きなんだよ』 




畳みかけるように 



『それじゃ、ダメ?


サチも


肩書きの無い


鳴海隼人を


好きになってくれたんだよね?』

 

『そ、それは、』



それはそうなのだ。

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