神殺しのクロノスタシスⅢ
第一部10章
―――――――…声が、聞こえる。
リリスのものじゃない。
優しくて、温かくて…柔らかな羽毛に包まれるような声。
僕は、ずっとその声を聞いていた。
リリスのものじゃない。
優しくて、温かくて…柔らかな羽毛に包まれるような声。
僕は、ずっとその声を聞いていた。