神殺しのクロノスタシスⅢ
第一部2章
───────…学院長に宥められ、天音さんに付き添われ、学生寮に戻り。

安心して、大丈夫だからと散々言われたけれど。

僕は、心から安心することが出来なかった。

学院長達の実力を、疑っている訳ではない。

彼らの強さは、「一連の事件」で、充分に分かった。

だからこそ、怖いのだ。

壊れるときは、一瞬で。
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