神殺しのクロノスタシスⅢ
第二部4章
―――――――『アメノミコト』との戦闘が終わって、およそ一週間がたった。

その日。

放課後、学院長室に向かうと。

「むー。むーむーむー」

「喧しい。黙りなさい」

妖怪むーむーおばけと。

般若のような顔をした、鬼教官がいた。

非常に、シュールな光景である。
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