神殺しのクロノスタシスⅢ
「生きてみよっか。一緒に」

「うん」








精一杯、二人で生きて。

その先の未来が、例え暗くても明るくても。

それが俺達の、精一杯生きた証なら。

いずれ自分が死を迎える、最後の瞬間に。

何の未練もなく、胸を張って、堂々と、こう思えることだろう。

「やっと自分を、許すことが出来た」と。
























END

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